5.14.2012

XKR-S is driven in Austria














オーストリア、ザルツブルグの町並みです。















「SALZBURGRING」という、かつてはロードレース(2輪)にて有名な
オーストリアのサーキットにてXKR-S、XFRなどを試乗してきました。















ボーリングの球ではありません。
JAGUARはブランドロゴやブランドイメージカラーなどを含めCIが変更されました。ヨーロッパでは既に展開済みで写真に写っているヘルメットにも全てニューロゴが入っています。















今回試乗するメインの車輌はXKR-Sです。
パワーは405kW(550ps)あり、トルクは680N・mを発生するXKシリーズのフラッグシップです。
今回は375kW(510ps)のXKRとも乗り比べます。
写真のConvertibleは日本に導入されていないモデルです。













以前日本でも富士スピードウェイの本コースにて走行イベントがありましたがザルツブルグリンクのストレートは富士の約1.5kmのストレートと比べるとちょっと短めです。図の⑥から⑩は単純なストレートとは言えず、上り・下り、軽いコーナーもありますが⑤の立ち上がりから上りを全開でアクセルを踏みつければXKR-Sの場合⑨を過ぎた辺りで250kmに達します。















今回の走行は全てダイナミックモード(TracDSC)のセッティングで行われました。「TracDSC」は通常のDSC(ダイナミックスタビリティコントロール)のシステム関与が低くなるモードとなります。プロドライバーではない我々が安全に近い状況で車輌のパフォーマンスを実感しながらスポーツ走行を楽しめる素晴らしいシステムです。写真のコーナーは④から⑤へ入るところです。















XFRも素晴らしいクルマです。勿論XKR-Sと比べるのは可愛そうですし、ここはサーキットですからどうしても分が悪い感もあり、ちょっとXKR-Sのお膳立てになってしまった感じでした。















速いクルマやパワーがあるクルマは他にも色々あるのですが、ジャガーのドライブフィールはスポーツ走行に於いても「Pure」な感じが魅力のひとつに思います。「Pure」だから色々感じることが出来る良さがあり、スポーツドライビングでは「Dynamic」を感じます。(写真は⑫の進入)