4.08.2009
BRITISH POWER
F1が開幕してすでに2戦を消化していますが、今年のF1はトップチームに大波乱が起きています。
去年のチャンピオンを争ったMACLARENとFERRARIは全く奮わず、開幕戦オーストラリアGPと続く第2戦マレーシアGP
を制したのは
新生チームのBRAWNGPでした。
ご存知の方も多いと思いますが、BRAWNGPは去年撤退したHONDAF1チームを母体としています。
しかし、チームの名前にあるようにBRAWNGPを率いるのは、かのロスブラウン氏(イギリスマンチェスター生まれ)で、氏はミハエルシューマッハーとのコンビでFERRARIを何度も世界チャンピオンに導いていた事でも有名ですが、技術者出身の氏は、実はJAGUAR XJR 14の設計者でもあったのです。
BRAWNGPのエースドライバーは大英帝国のプリンスと呼ばれたジェンソンバトン。
勿論チームの本拠地はイギリス。(もっとも大多数のF1チームの本拠地はイギリスですが・ ・)
更に、現在唯一のスポンサーはVirgin groupときていますので、JaguarF1なき今、最もイギリス純血チームに近い存在と言えるでしょう。
エンジンがどこのメーカーかはこの際目をつぶりましょう・ ・ ・