新しい燃費測定法に ご興味が出てきたかたはこちらもどうぞ。
http://www.jaguarjapan.com/news/73.html
実際の走行で燃費の貢献に欠かせないものとして、今回は電子制御スロットルを 少しご紹介。
近年ジャガーで積極的に採用されている技術に電子制御スロットル
(フライバイワイヤー)があります。
通常車を走らせる時には当然アクセルを踏み発進をさせ、加速する時にもアクセルを踏みます。
今まではアクセルペダルからアクセルワイヤーを直接引っ張りスロットルを開閉させて、走行させていたわけですが、人間は感情で動くもの。「速く走りたい!」と思えば必要以上にアクセルを踏み過ぎたり、走行中にアクセル開度を最適に保つことは簡単ではなく、燃費にも影響を及ぼしていきます。
そこで、電子制御スロットルの登場。
電子制御スロットルは今までのような直接アクセルワイヤーを使用せず、アクセルポジションセンサによって一番必要であるアクセル開度を検出し、スロットルを開け閉めさせる為、無駄なガソリンを消費せずに済みます。
かつてはアクセルレスポンスの鈍化、トルク不足といった、エンジンの持った性能を十分に発揮しにくい。というデメリットもありましたが、コンピューター技術の進化により、最新の車種では意のままに走らせて、低燃費、低排出ガスを実現しました。
このフライバイワイヤー(電子制御スロットル)はジャガーの全ての車種(2.5l以上のエンジンを搭載)に採用されております。 高度な技術ですが、介入を感じさせない縁の下の力もちですね。